♫Time Goes By Music Video

もう10月も下旬にさしかかろうとしてる。今年はコロナでなんだか色々な価値観がひっくりがえったりして、気がつけば10月だ。先日twitterで40代の女性がそんな呟きしてたら50代の男性が50代になるともっと早いですよとつぶやいていた。60代になるとあっという間だよw70代になるとどうなるんだろうと思ったがそこまでたどり着けるかもわからないので、わからないことは考えないことにしておく。
  3rdアルバムの発売がまた延びたw今年は何回延びるんだろう、でもどうやら12月16日で決定したようだ。タイトル曲Time Goes ByのMVの出来が良く、プロデューサー的な戦略らしいけど、まぁそれで少しでもCD買ってくれる人が増えれば結構なことだよね。12月はCD会社も勝負の月で、そういう意味では僕のCDで勝負に出てくれたのは嬉しい。
何を思ったかクラウドファンディングもスタートしているんだけど、これは苦戦している。だって名前、全然売れてないし、まぁ当然といえば当然。

驚いたことにMusic Videoは思った以上に視聴回数が伸びている。

今回演出を頼んだのは、とにかく抜群にセンスのいい望月さんというTVのディレクター。
彼とはむかしむかし、驚き桃の木20世紀という番組で一緒に仕事をしたのを皮切りに、星新一のショートショートやなんだかんだ結構な数の番組で関わってきた。因みに星新一ショートショートは第37回エミー賞で初めて最優秀賞をとったすごい番組、DVDも出てるのでチャンスがあったらぜひ見てください。
そんなわけで、もしMusic Videoを撮るチャンスがあったら是非頼みたいと思っていたわけで、プロデューサーから「Time Goes ByのMV作ろうかと思うんだけど、まさるちゃん(彼はなぜか僕のことをまさるちゃんと呼ぶ)だれかいい演出家知らない?」と聞かれた瞬間に、知ってる、知ってる!と返事をしたわけです。

実はプロデューサーの川端潤さんは元々天井桟敷で音楽やってた人で、自ら作曲するしアルバムも出してるだけでなく、写真家としても何冊も写真集出したり、近年はミャンマーのドキュメンターリの演出もしてるマルチな人。でもさすがに忙しくて、センスのいい人がいたらお願いしたいと思ってたようだ。
潤ちゃん(歳も一緒なので潤ちゃんと呼んでる)は以前星野道夫のVideoを演出したことがあって星野さんとも会ってるそうで、僕が「悠久の自然 アラスカ」の音楽をやってることを聞いてたいそうびっくりな出会いだった。まあ、そんなこともあって望月さんに白羽の矢がズド〜ンと当たった。
僕は今のテレビを否定するつもりはないけど、でも将来を想像したらなかなかの斜陽産業かなぁと常々思ってるわけで、もっちゃん(付き合い長いのでもっちゃんと呼んでる)に何か別の可能性も探って欲しかったんだよね。このMVで人生急展開が起こるとは思わないけど、何かのきっかけになればいいと思ってます。頑張れ、もっちゃん!

 そんな経緯で、作ってもらったMVの再生回数が2週間で500回を超えたことは、本当に嬉しい。元々Music Videoの最初って、多分プロコルハルムの「青い影」あたりだと思うんだけど、流行の波に乗るのは1980年代だ。それから40年、今や音楽に映像がついているのは当たり前の時代で、PINK FLOYDのMVなんか、一体いくらかけてるんだろう、と思うぐらいのすごいMVを作ってる。
 今回、もっちゃんは随分と音楽を聴きこんでくれていて、6分51秒の構成力はとても緻密に計算されてるし、ただ雰囲気で気持ちのいい映像をつないでいるのとはレベルが違う仕掛けを作ってくれている。
その辺りが視聴回数に繋がってると思う。
砂時計が落ちていく意味、彼女が必死に手ですくった砂を流す意味、バラの花、彼女の涙、かって過ごした楽しかった日々、などなど謎解きがとっても面白い。(あっ、そろそろ歌詞をどこかに掲載しますね)
とても出来が良かったので潤ちゃん初めヴォーカルのマリンちゃんもこの映像は歌詞を載せない方がいいよ、と即答だった。
 今回のMVは、(もっちゃんは音楽に寄り添っただけだと謙遜するけど)音楽聞いてあの映像がすぐ思い浮かぶ、逆に映像見ただけですぐに音楽が思い浮かぶ、相乗効果、そしてこれからMVを作るならこのレベルで作っていけたらいいと思ってる。
 でもってもう1本、♫Screen Gameで、彼が演出してくれたMVが隠し球としてとってあるのだ。おそらく12月になったら登場するので是非楽しみにしてください!画像の説明画像の説明画像の説明
Music Videoはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=PXbOhhk12GE

コメント


認証コード8338

コメントは管理者の承認後に表示されます。