音楽ってなんなん(その2)

昨日2月15日は暖かかった。井の頭は風も匂いもひかりも春の到来を告げていた。
と行ってもまだ2月、こよみは1ヶ月ほどずれてるよう。

先日Facebookを見てたら、ハミングから楽曲を自動生成するソフトの広告が流れてた。調べるとすでに複数のアプリがでまわってるようで、そこで生成された楽曲はなかなかの出来である。
Vocal楽曲もポップスやオペラ、ロックなどなんでもあるから恐れ入る。
音楽生成技術は想像以上に進歩していて、音楽生成ソフトが音楽業界で主流となるのは時間の問題だろうね。
へたなハミングでもそれを補正するアルゴリズムが含まれているようで音痴な人でも音楽が作れるという、作曲家は真っ青なソフトだ。
コンピューターにとりこまれた鼻歌はそのメロディーに基づきコード進行やリズムのテンプレートを適用してメロディーを生成していく。
さらにそこに和音を生成、ベースやストリングス、ドラムなどが生成され複雑な音楽が作られていくようだ。

このソフトは作曲家に大きな問いかけをしていると思う。

それは、「音楽とは何?」ってことである。

子供時代から楽器の練習に励み、一流音楽大学目指し音楽の知識を習得して限られた人が作曲家として自立していく、な〜んてことはもはや必要ないことなのか?

でもよ〜く考えてみると、コンピューターはあくまで収集した楽曲データからリズムやコード進行、楽器の編成などを学習しそのデータベースをつかっているだけのことで、そこに創作という行為は存在しない.....はず。既成の音楽を分析してあたえられたメロディーから音楽を模倣的に再構築するということだ。
音楽の「定義」からすれば当然生成されたものは音楽となる。
で今の音楽産業は売れれば勝ちということで、どこかで聞いたような曲でも売れればいいのである。

そんな時代だからこそ面白い音楽、聴いたことのない音楽を創ってやろうという気概のある音楽家もたくさんいると思う。
そして考えるのだ。

音楽って何?

そんなことを考えている時も、どこかで戦争は起きてるし、事件もおきている。株価は意味不明の高止まり、テレビはオリンピックと高市政権で話題をつくり、世界は迷走しているんだな。

音楽がインターネットを介して人々につたわるようになったのは21世紀になったあたりからだろうか。情報そのものの真偽が曖昧な、時代の胡散臭さが音楽の世界にも蔓延していると思う。

だからこそ今は理屈で「音楽って何?」と考えるより、みんなに音楽を手渡しする感覚が必要なんだと思う。頭で汗かいて作り練習して出来上がった音楽をライブという「場」で共有していく。
お客さんも少し日常とは違う時間をもつことで、自分の感性を活性化するような「場」である。
そんな時、そんなところに音楽は生まれるような気がする。

ということでライブはここしばらく続けていこう。

4月17日のTerra、6月12日の晴れ豆、いま楽曲制作に汗を流す毎日でっす!

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