Record Store Days

ようやく春らしい暖かな日が多くなって来た。井の頭の新緑がとても綺麗だ。昔、黒澤明の映画「いのち」の中で、夜公園のプランコに乗って、志村喬が「歳をとると、春の溢れ出るいのちの饗宴が嫌いになる」といったようなセリフがあったけど、まだしばらくは春を楽しめそうだ。
4月13日にRecord Store Daysというアナログレコードのお祭りがあった。これはアメリカ、イギリス、日本で同時開催するレコード店のイベントで、蔵出しの中古レコードや限定のレコードリリースがあったりとなかなか面白い企画だ。
僕が担当している「Song to Soul」も渋谷のHMVでこのイベントに参加した。音楽評論家の萩原健太さん、元ソニー洋楽宣伝部の野中さんのトークイベントがありなかなかの盛況ぶり、僕のCDも大々的に展開してくださり本当に感謝、感謝です。
当日、朝8時30分にお店に入ったのだが、その時には長蛇の列で、アナログ盤がこんなにも若い人の中で人気があるのかとびっくりでした。
でも、僕らが当時聞いていたバンドの懐かしいLPはとても値上がりしていて、ELPのファーストが¥15.000、ジェスロタルのThis was(日曜日の印象)が¥16.000だったりピンクフロイドの雲の影が¥4.500だったりと、とにかく高値になっている。もう少し安ければもっと若い人にも聞いてもらえるのになぁとか思ったりしていたが.....。開店と同時に怒涛のごとく店に入って来たお客さんは何に飛びついたかというと、クイーンの限定ベスト盤で一人で10枚も抱えたりして買っていく〜!聞けばこれをヤフオクとかで転売するそうで、うむ〜〜って感じでした。
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