世界の災い

 世界は想定外の状況に追い込まれている。こんなことになるなんて誰が想像しただろう。当初ヨーロッパ各国は、この感染病はアジアのものでまさか自分たちに降りかかるとは思っていなかったようだ。
この災いは世界中に大きな不幸を呼んでいるけど、僕は時々、うまく利用できないものかとも考えてみる。
 経済の落ち込みは生産性の低下につながるけど、もしこれが今の社会のデフォルトだと考えれば、その状況下で人類は適応できるに違いないと思っている。経済は落ち込んだというよりは、少し後退して成長も緩やかなカーブに移行したのだ、と考え直してもいいかなと.....だってこの状況、つまり世界の経済的成長速度を緩やかにするなんてことは通常の世界では絶対不可能だからだ。
人間が自身の欲望を原動力として生きていくのであれば、間違いなく加速していくのであって、そんな加速がいつまでも続くわけがない。
今、人類は少し立ち止まって世界のことに想像力を巡らすいいチャンスだと思う。
またもしこの災いが日本だけに起こったりしていたら、政治家たちのいい加減な対応の元で終わってしまうかもしれないけれど、僕たちは今、いろいろな国のリーダーがどうやってこの事態をのりこえて行こうとしているかを具(「つぶさ」を変換したらこの漢字、知らなかったw)に見ることができている。頭のいいリーダーもいれば、強圧的に自体を収拾しようとするリーダーもいるし、日本みたいに後手後手、決断力なし、各国の顔色を伺うことしかしないリーダーもいるわけで、見えなかった社会が、まるで搔い掘りした池のように露出しているのだ。
 今世界は、国家とは何か、人間とは、幸福とは、生きるとは、といった様々な問いかけを私たちに投げかけているのだ。

そんなに急いでどうする、のんびり、ゆっくり生きていけばいいのだと地球がメッセージを送ってる、という考え方もありなんだと思う。

 個人的には、レギュラーが1本、3月で終了したので、ようやく望んでいた生活スタイルに移行できそうだ。フリーランスのソフトランディングはとても難しいのだが、なんとかうまく移行できそうで、これからが楽しみなところ。

3rdアルバムは少しづつだけど形が見えてきた。
4月は集中して作業できるので今からワクワクしているよ。

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