SDGs~環境問題の続き

非常事態宣言の2週間延長が決まった。
これって、ただ2週間延長したからといって収束するはずはないんだけど、そのあたりどうするつもりなんでしょ??

寒い寒いと思っていたが今年の冬は暖冬傾向にあるそうだ。
確かに東京でも明け方氷点下になる日もあったけど、春めいた日が続いたかと思うと突然20度を超えてしまったり、この暖かい日が全体を押し上げてるってことだそうです。やっぱり温暖化なんだね。

ピアノの練習、ギターの練習、ドラムの練習は毎日頑張ってる。性格的に性急な結果を求めがちだけど、まぁのんびり行こうぜと言い聞かせるようにしているよ。

SDGsの勉強のために読んだ『人新生の「資本論」』斎藤幸平著が20万部のベストセラーになったそうだ。これは嬉しいことだ。
多くの人がこれからのことについて、考えたり知りたかったり情報が欲しかったりしてるんだね。今目の前にある問題をどうやって解決すればいいか知りたがってる人が多いんだと思う。
多くの人がこれからのことについて、今目の前にある問題をどうやって解決すればいいか知りたがってるんだと思う。
ただ環境問題とかは、あまりに問題のスケールが大きすぎて、はっきりいって途方に暮れてしまう。目先のことであれば、あれこれやってみたり、問題の中心が見えたりしているんだけど、環境問題はあまりに問題の規模が大きくて、ついつい、小さな一歩ということでエコバックもったりエコカーに買い換えることで免罪符にしてしまいがちだよね。

僕は前回SDGsでは問題を解決できない話をしたけど(人新世の資本論の受け売りに過ぎないですw)結局は、なぜ解決できないかをそれぞれが考えるしかないんだと思う。
本ではSDGsを解決するための手段として「脱成長コミュニズム」というのをを掲げてるけど、ここに移行するのはドラスティックな改革が必要で今の段階では難しい気がする。

脱成長コミュニズムとは簡単に言えば

1. 大量生産、大量消費からの脱却。
2. 労働時間を短縮して生活の質の向上を目指す。
3. 労働の創造性を取り戻すために分業を廃止。つまり流れ作業とかは  廃止するということ。
4. 生産手段を大企業ではなく民主的なシステムに移行する。例えば、  電力は電力会社に頼らず、地産地消の再生可能エネルギーに移行する。

ということで、こりゃ難しいよ。

人間はこんなに知恵を持っているのに、有史以来全く進化してないかもしれない。戦争や紛争は今もあちこちで起こってるし、貧富の格差にしたってそんなもんはとっくに解決していなきゃいけないのに.....人間は進化しない生物なんだろうか。ついでに言えば、地球上の生物の中でゴミを出すのは人間だけだそうですよ。
そんな中、社会をここまでドラスティックに変えようとすれば、既得権益者と戦争になっちゃうだろう。
だから、みんながそれぞれ考えることから始めなきゃいけないんだろうね。そのためにも教育はすごく大事だ。
んが〜っ、問題の大きさに比べてなんと小さな1歩だろう、でももし間に合わなかったら、人間は滅びるんだろうね。
この本の最後の方で紹介していた、ハーバード大學の政治学者エリカ・チェノウェスのことば

国家は、人口の3.5%の人が非暴力な方法で本気で立ち上がると、社会は大きく変わる。

日本の総人口は現在1億2,562万人
20万部はおよそ0.16%
前途は多難だけど、Time Goes By ですね。

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