徒然に思うこと

最近また少しづつ走ってる。夕方気温のピークをすぎてから、井の頭通り吉祥寺方面左側の歩道はほどんど影になっていて、吉祥寺南病院の先を左に入ると井の頭公園の夕焼けばしに出る。公園内はほとんど日陰なので、このコースで走れば夏でも走ることができる。
今年はその井の頭公園のセミの鳴く順番がいつもと違っている。いつもは6月後半からニイニイゼミ、7月中旬からアブラゼミ、そして下旬にはミンミンゼミなのだが、今年はそのアブラゼミが極端に少なくてミンミンゼミのほうが多いくらいだ。まぁ、セミにもいろいろな事情があるんだろうけど、昨日走ったときには役者は揃い踏みだった。

21世紀に入ってからはとくに地球温暖化が叫ばれていて、SDGsなどというなんだかいかがわしい呼び名もマスメディアで出回ってる。

大昔、約6億3000年前に地球は全球凍結と呼ばれる最大の氷河期を迎えていた。まだ人類が登場する随分と前の話。その後、温暖化と寒冷化を繰り返して今から600万年前くらいに人類とチンパンジーの共通の祖先が誕生するらしい。そこから300万年くらいすぎると人類の祖先と言われるアウストラロピテクスが登場、徐々に2足歩行がはじまる。その後地球は温暖化に向かいアフリカの森林はサバンナへと変わっていく。それまで森で暮らしていた人類の祖先は生活の拠点をサバンナに移す。サバンナの直射日光を避けるために2足歩行が加速したとする説もあるようで、これは意外と当たっているような気もする。(体への直射日光の面積を減らすため)
さらに視野を遠くまで確保することもあっただろうし2足歩行は人類にとって最も重要な進化だった。
食生活も草食から肉食へと変わり、その結果脳の肥大が始まる、という進化のプロセスをたどる。
最近はちょっと先史時代の本を読んだりして地球の歴史や人類の誕生に思いを馳せている。

生命誕生から今に至るまでこれほどまでに地球を壊した生命はいないだろうと思う。SDGsごときで地球の温暖化を止めることもできないだろうと思う。なぜなら、今の社会を動かしている膨大なエネルギーは全て人類の欲望だからだ。この欲望を抑えることはもはや不可能なのだな。
いつがピークかわからないけど、いま人類は自らの絶滅への道に踏み出してることは間違いない。

そんなことを考えながら、井の頭を走り、9月のライブに向けて準備を始めた今日この頃でっす。

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